コンセプト
20世紀は資本力によるコスト優位性が競争力をもたらしていたが、商品機能の高止まりや消費の多様化により、量よ
り質が求められる様になってきています。その様な経営環境の中で知的資産を活かして顧客価値を向上させることが競
争優位性をもたらす様になってきており、知的資産経営が重要となって来ています
戦略には、経営理念、経営ビジョンに向かって進むための具体的な目的と目標があり、そのために制約のある人材・
物・金・情報に代表される経営資源をどのように配分すべきかを決めます。経営資源にはノウハウや技術なども含まれ
ます。戦略には、組織構造やシステムとプロセスが必要になります。システムには情報システムなどのインフラ、業務
手順、人事制度などが含まれます。それらが整合性を持ち、統合された一貫性がなければなりません。事業計画は経営
戦略を具現化するための具体的行動計画となります。
コンサルティング・プロセス
1.お問い合わせ
セミナー、ホームページ、名刺交換などをきっかけに、経営改革の重要性を知って頂きコンタクト頂きます。
大まかな経営課題やコンサルティングの希望をお聞きいたします。
2.無料相談
ご訪問により、経営状況やコンサルティングによる期待についてお聞きするとともにご提案をさせて頂きます。
3.簡易診断
ご希望により、財務診断などの簡易診断を行わせて頂きます。
4.ご契約
ご契約から、終了までの流れは次の通りです。
契約書の締結
コンサルティングの目標、契約の範囲、報告書に関する事項、報酬及び費用、機密情報の取り扱い等
診断
- 商品・サービス、沿革、ヒアリングにより、経営資源やスキルの抽出を行います。
- 財務諸表から財務診断を行います。
- 価値分析により、付加価値をもたらしている要因を導き出します。
- 顧客価値をもたらしている知的資産関連図を作成します。
経営戦略立案(ビジネスモデルの構築)
- 中期的な財務目標を各事業ごとに策定します。
- 基本戦略をビジネスモデル・キャンバスを用いて一覧表にします。
- 利益を得るための利益モデルを決めます。
- 中期経営課題(重要成功要因)を抽出し、戦略マップを作成します。
実行計画立案(アクション・プランニング)
- 戦略マップを実現するため、全社及び部や課の目標と統一性を持たせる。
- 中期経営課題(重要成功要因)を部や課の目標として、中長期経営計画にまとめます。
- 中長期経営計画を基に次年度の予算を策定します。また、個人目標も同時に作成します。
導入
- 全従業員に戦略マップと各組織の目標及び施策について研修を行います。
- 予算は、月次での各組織の目標の達成状況をフォローアップします。
- 経営戦略及び戦略マップが有効か1年ごとに経営会議でフォローアップします。
終了
- 策定した経営戦略・実行計画の有効性について評価します。
- フォローアップについて取り決めを行います。
- 最後にクロージングを行います。